私が実践してるターゲット設定の要素
ターゲットをとことん絞り込むのはわかったけど、
実際にはどうやって絞り込めばいいの?
何を決めたらいいの?
そう、絞り込めばいいことはわかっても、
何を絞り込むのか?
どう絞り込むのか?
これって案外難しいですよね😅
ということで、今日は、私が普段ターゲット設定する際に設定している項目や
実践している絞り込み方を少し詳しくご紹介します。
少しでも参考になれば嬉しいです😊
ただ、今回の投稿は、ちょっと長いので😅お時間あるときに、ちょっとずつ見ていただくのがいいかなぁ・・・。
では、ざくっと項目だけあげると(クリックで各項目に飛べます)
こんな感じです。まあ、それほど大したことないですね。
・・・・ほかの方のターゲット設定の方法を伺ったことないので、多分こんなこと決めてるんじゃない?と思っていますが。
では、それぞれの項目を詳しく見ていきましょう。
1.性別
どちらか決めてますか?
以前の職場でよく見かけていたのが、
性別を決めていないターゲット設定。
商品コンセプトだけでなく、オンラインショップなどでも必ず必須だということを理解していない方がたくさんいるんだなぁ🤔と感じていました。
なぜ性別を決めないといけないのか?は、左図に示していることがほとんどなのですが、こちらでは、もう少し詳しくお話しできればと。
性別を決める大きな理由は、性別による考え方・購買行動への道筋の違いです。
男性は、欲しいモノの購入を検討するとき、例えば車であれば、燃費・エンジン・排気量・・・etcなど車がもつスペックの比較する方が多いのではないでしょうか?
一方、女性は、まず見た目、そして使い勝手、例えば乗り降りのしやすさ、ドアの開けやすさ、収納力・・・etcなど、商品を使用した後のことを考えます。
男性であれば、商品そのものの性能・特徴などを訴求する必要があり、
女性であれば、商品を使用した後に自分がどうなるのか?どういう未来があるのか?などを訴求する必要があります。
どうでしょう?なんとなくイメージしていただけたでしょうか?
これを聞くと、ターゲットが男女・・・というのは難しい😣というのがわかっていただけるかな?と思います。
2.年代
『〇〇代以上~』にしてませんか?
これだと、ターゲット層の年代を絞っているようで、全く絞れていないってことがわかるでしょうか?
例えば、『30代以上の女性をターゲットに、ネット販売でダイエット食品を販売する』とします。
ダイエットは、女性の永遠のテーマなので確かに、全ての女性がターゲットになりますね😊
では、どれだけの方がネット販売という方法で購入するのでしょうか?
あなたのお母さんは、スマホやパソコンから購入するでしょうか?
そうです。まずは、『ネット販売でダイエット食品を販売する』というときにターゲットになり得る人、を絞り込む必要がありますよね。
そして、そのターゲットになり得る人の中でさらに、商品に適したターゲットにさらに絞り込んでいく・・・という2段階の絞り込みが必要となってきます。
そして絞り込むときには、世代の背景を考慮する必要もあります。30代の方と50代の方では親子ほどの差があるので、働き方や子育ての考え方、生活様式の違いなど様々な背景が違ってきます。背景が同じ世代で絞り込むことで、世代による刺さるもの・求めるものを商品化しやすくなってきます。
世代の絞り方、なんとなくわかってきましたか?
3.配偶者の有無
配偶者の存在関係ないと思ってませんか?
配偶者や家族の絞り込みまでしないことも多いのではないでしょうか?
この設定項目、私は商品によっては必須になってくると感じています。
例えば、食品を販売する際には、個食向けなのか?家族で食べるのか?、車なら誰と乗るのか?どう使うか?
商品開発する立場の人は、きっとイメージをしたうえで商品化していると思います。
ですが、全てのひとがこのイメージを共有しているかというと、そうではないことが多いです😅例えば、営業部・広報担当・オンラインショップ担当者・・・などなど。
商品を拡販していきたいのであれば、明確に言葉にして設定しておくことが賢明です。
配偶者の有無によって、自分の意志だけでなく、誰かを想い、尊重する選択をするようになります(そうでない場合もあるかもだけど😒)。そんなわけで(説明できたのか?)、設定してないなと思ったら、とりあえず設定してみてください。
4.買い物をする場所
そもそもこんな項目、設定する必要ある?
と思う方がほとんどですよね。
はい😑、私も設定していませんでした、以前は。
ですが、よりターゲット設定を絞り込むようにしてからというもの、この項目は必ず設定しています。
そして、ターゲットを絞り込むようになってから、売れる商品開発が可能になりました。
なぜ、買い物をする場所が重要なのか?というと、そのお店が既にターゲット設定してくれてるからです。
例えば、KALDI(カルディ)で買い物をする人を思い浮かべてください・・・・イメージできますか?
拘ったものを探してる、変わったものを探してる、高くても良いモノを探してる・・・・といった感じに、既にある程度の絞り込みをされたお客様が集う場所です。安ければいい格安ショップに集う人たちとは違います。
この買い物をする場所を設定すると値段・パッケージ・使用する原料などの設定がしやすくなってくるのではないかな・・・と商品開発を行う立場からだと感じてます。そして、お店によって刺さるイメージが異なるので、販促物の制作もしやすくなりますよ。
5.休日の過ごし方
休日って、設定しないですよね?
必ず設定して!!とは言いませんが、設定しておくと、ターゲットの生活がより具体的に見えてきて、訴求方法や商品に必要な要素も絞り込みやすくなると感じています。
休日ゆっくり過ごす方は、平日の疲れを休日に癒し、充電したいのかな?とか、家族とのんびり団らんしたいのかな?と想像すると、自宅での時間を充実させることがテーマとなるように商品を設計していけばよくなります。
一方で、活動的な人は、家族以外の人とも接する機会が多くなり、社交的。外出中の時間を充実させ、また他者から注目された際に話題にもできるテーマが必要になる・・・など。
ここでも、置かれている環境が違えば、求めるもの・必要なものがそれぞれ異なってくるということです。
食品開発の場合であれば、休日の過ごし方の項目をいつ使うかにしても良いかもしれません。休日に使いものなのか、平日に使うものなのか。
6.SNS/雑誌
この項目で、ターゲットがかなり絞り込めますね
雑誌も、SNSも媒体によって見ている人が異なりますよね。
雑誌であれば、婦人画報を見る方とLDKを見る方では全く異なるターゲットであり、LDKなどをよく読む方であれば、比較してイイものを選べるような見せ方を好むのかもしれません。
婦人画報や家庭画報などであれば、ストーリー性・美しさなどが好まれるでしょう。
よく見る雑誌によって、その商品をどうみせるか?伝えるか?が変わってきます。
そして、SNSの好みによっても、口コミの方法が変わってきます。
興味や関心などマニアックにつながっているTwitterで広めるなら、商品のことをマニアックに、専門的な情報も含んで販促するのがいいかもしれません(すみません😣、Twitter詳しくないので🙇♀️)
Instagramであれば、まずは見た目でのアピールが必要。そして、内容よりもインフルエンサーそのものを信じている傾向にあるかなと思うので、自分たちの商品に合うインフルエンサーを探して、その人の生活の中でマッチするように販促してもらうことが、私がやってきたInstagram販促の中では効果的だったと感じています。
ということで、商品を作る段階である程度、この項目もイメージできていると、商品への反映(デザインなど)も可能になり、リリースと同時に行う販促にも役立ってくるかなぁと思います。
ということで、ちょっと長くなりましたが、こんな感じで私はターゲット設定を行っています。
このターゲット設定の項目をすべて埋めていくと、ペルソナ設定までできちゃう😮っていう優れもの😤(自画自賛ですいません😅) ペルソナとターゲットは違うけど、ペルソナ設定が苦手な方にはお勧めです。
まずは、埋めてみてください!!埋めてみたら
あなたが誰に売りたいか?
何を売りたいか?
が明確になってきて、商品に必要な要素も見えてくるんじゃないでしょうか?
・・・見えてこなかったら、お問い合わせください😊一緒に考えましょう!!
では、今日はこのへんで。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
Instagramもやってますので、よかったら覗いてみてください。
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